厚生労働省は、マイナ保険証への本格移行に伴う混乱を回避するため、期限切れの従来型保険証による保険診療を来年3月末まで認める暫定措置を講じた。高齢者などが切り替えに不慣れなことで受診不能となる事態の防止が目的です。

2024年5月末時点でのマイナ保険証の利用率は29.30%にとどまり、普及の遅れが懸念されています。従来は、マイナ保険証または資格確認書の提示が保険診療を受けるための原則とされてきました。

従来型保険証の使用可能期限は最大で2024年12月1日までとされており、国民健康保険に加入する自営業者等については、8月より順次失効が始まる見通しです。

厚労省は、期限切れ保険証しか持参しない患者に対しても、保険診療の一部負担割合での受診を認めるよう医療機関に通知しました。対象者には、次回以降、マイナ保険証または資格確認書の利用を促す方針です。

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