社内で作成した人事評価制度を運用されているC社様は、離職率の高さについてお悩みでした。「部下を育てる管理職がいない」という社長のお話から、社員は自らのキャリア像が見えないことに不安を感じているのではないかと考え、社員満足度調査を行いました。その結果、「給与が横並びでやりがいが少ない」という課題が浮き彫りになりました。当時の制度は在籍年数に応じて給与が上がる仕組みで、特別な技能を持っていても給与は変わらないというものだったため、スペシャリストを評価でき、かつ管理職が評価しやすいシンプルで明瞭な制度を導入しました。また管理職が、面談時の部下へのフィードバックと育成目標を面談シートに落とし込むことで、社員への意識付けも行うことができるようになりました。
(平成29年度実績)